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自分にとっての相続のイメージを絵にすること

裕典 小林
2020年10月30日
読了時間: 4分

皆さんこんにちは。

前回は、相続生前対策としての7ステップの心構えをお伝えしました。

今回は、その7つあるステップにおいて自分にとっての相続のイメージを絵にすることがなぜ大切なのかをお伝えします。

皆さんは絵を描くことは好きですか?

絵には写実的なものもあれば、空想的なものもあります。

ここでは、皆さんの思い描いたイメージを、紙などに描いていただきますので、空想的なものになるでしょうか。

もちろん、絵筆をとって描いても、色鉛筆でも、パソコンで上手に描いてもかまいません。方法は問いません。

前回書きましたが、ここで表現していただく絵は、相続人みんなの前でシェア(発表)するために描いています。

ですから、あまりに暗い絵だったり、逆に明るすぎる絵では、その絵に込めた思いや、自分がどのように家の将来を思っているか、どういう方向に持っていきたいと考えているかをうまく話して理解を得ることは難しくなります。

大切なのは、真摯な気持ちで描き、みんなに理解してもらうことです。

さあ、ではなぜ絵にするのでしょうか。

それは絵にする過程で、描く本人が今まで気づいていなかった思いに気が付いたり、気持ちを新たにしたり、自分が求めているものをより具体的に発見・理解したりできるからです。

「これは譲れない」「できたらこうしたい」などがよりはっきりするでしょう。

その相続に対して各相続人がどのように向き合っているかを、お互いにシェアすることで、話し合いの方向が定まります。方向が定まれば、あとはお互いが納得できるまで集中して話し合うことができます。話し合いは時間のかかることです。ときには数年かかることも。

それゆえに、相続人それぞれが自分の気持ち・主張を表現しやすいように、絵という形に落とし込んで、その気持ちを絵の裏やメモにのこして気持ちを整理するのです。

そうしてその相続の関係者全員が集まって話し合うのです。

相続生前対策は、関係者全員が納得いくまで話し合うことが最も大切です。

このプロセスに時間的上限はありません。

これが「自分にとっての相続のイメージを絵にすること」の理由です。

そして全員が納得した時には、必ず書面にまとめ、全員が署名・実印押印します。

(できれば、公正証書遺言書にします。)


相続生前対策をするには今はまだ早いとお考えの方、

もし何もせず方向も定まらなかったら、各相続人の気持ちはいつまでたってもバラバラです。そして時間だけが過ぎてゆきます。

そしてもし被相続人が亡くなり相続開始があった場合、

物理的に時間は無限に許されるものではありません。

【各相続人は相続開始があったことを知った日の翌日から10か月以内に、(相続税課税対象資産が相続税の非課税基準額を超えている場合は)申告・納税するという決まりがあります】

前回までにすでに書いたように、いざ相続が開始すると葬儀やその後の様々な手続きなどでとても忙しくなり、遺産分割のことを話す機会を十分に取れないことが多々あります。そこに万が一、知られていない相続人が現れたりしたらそれこそ一大事です。パニック状態といってよいかもしれません。

そうならないように、生前対策は早めに始めることが大切です。

まず「相続人の調査」だけでも専門家を使って調査することをお勧めします。

「相続人の調査」は、経験豊富な専門家である行政書士がお役に立ちます。

当職へのご相談は土日祝日も含めて随時受け付けております。

まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせをお待ちしております。

今回の「自分にとっての相続のイメージを絵にすること」はこれでおしまいですが、

最後に一言。

思いは伝わるものです。

「真摯な気持ちで描き、みんなに理解してもらうこと」は必ずできます。

時間はかかりますが、あなたのご家族が一致団結して今後も繁栄してほしいと

心根より祈るばかりです。

おしまい。

次回は業務から少し離れて

ほっこりするような記事にしていきたいと思います。

 
 
 

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